1: 名無しさん@実況で競馬板アウト 2014/09/28(日) 15:38:35.69 ID:BLOcJC4E0
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セイコーライコウは“いつも通り”の動きに終始した。
美浦の坂路で外ウップスアデイジイ(2歳未勝利)を2馬身追走。
道中は、ほぼ併走する形で上がってきたが、格下相手に手応えで劣る動き。
ラストも伸び切れず半馬身遅れでゴールへ入った。
全体の時計も56秒0―13秒9と平凡だったが、
調教駆けしないのはいつものこと。
「速い時計が出る馬ではなく、追い切りはこれでいい。
レースで頑張る馬。暑い時期は良くないので、
涼しい気候なのはこの馬にとって非常に良かった」
と鈴木康調教師に時計を気にする素振りはない。
7歳になって充実してきた。
前走のアイビスSDで初の重賞制覇。
「やっとG1を使えるようになってホッとした。
新潟は得意だし、今までで一番充実している」
と柴田善。
遅咲きのスプリンターが初のG1出走で大仕事をやってのけるかもしれない。
<セントライト記念:追い切り>
菊花賞トライアルのセントライト記念(G2、芝2200メートル、21日=新潟、3着までに優先出走権)
追い切りが17日、東西トレセンで行われた。
皐月賞馬イスラボニータ(牡3、栗田博)は美浦ウッドコースで切れのある動きを披露。
秋初戦としては完璧な仕上がりで臨めそうだ。
今後は天皇賞・秋(G1、芝2000メートル、11月2日=東京)を予定していたが、
菊花賞(G1、芝3000メートル、10月26日=京都)への目標切り替えも浮上してきた。
ラストの伸びは別格だった。
残り1ハロンでも、先導馬とはまだ2馬身差。
それでもイスラボニータの研ぎ澄まされた瞬発力をもってすれば、十分な射程圏だった。
ゴーサインが出されると、あっという間にイオラニ(3歳500万)と併入に持ち込んだ。
5ハロン70秒1-12秒4。栗田博師は「時計的には遅いがこれで十分。
稽古で追い詰めてもいけないし、ゆとりを持たせた。理想的な稽古ができたね。
数字で表すのは難しいけど、仕上がりは8割5分ぐらいかな」と笑顔。
全体的にたくましさを増したが、もともと無駄肉のつきにくいタイプ。
太め感はまったくない。
落ち着きが増したのも成長点だ。
「春は教えても駄目だったけど、今はダクを踏めるようになった」。
前向きすぎる面が徐々に解消し、普段からゆったり構えられるようになった。
「この後のことはおいおい考えるけど、まずはどんな競馬をしてくれるか楽しみだね」
気性面の成長があればこそ。
距離適性を考慮し天皇賞・秋を目標に掲げていた指揮官だが、
菊花賞への参戦にも含みを持たせた。
ダービー2着の悔しさを晴らしたい蛯名騎手は、菊参戦に前向きだ。
「ダービーでも差し返そうとしていた。距離が持たないことはない。
実力で負けたとは思っていない。今でも一番強いと思っている」
世代最強を証明する淀の3000メートルか、
古馬撃破に挑む府中の2000メートルか。
どちらの道を選ぶことになるかは分からないが、
皐月賞馬が秋初戦を万全の態勢で迎えようとしているのだけは間違いない。