GWド真ん中の今週末の日曜が春天(5月3日)
京都競馬場では古馬の最強ステイヤーを決める第151回天皇賞・春(芝外3200メートル)
主役候補は昨春、単オッズ1・7倍の断然人気で4着に敗れたキズナ(牡5・佐々木晶三厩舎)。
レース中の骨折(左前第3手根骨)が影響したが、
戦列復帰後も3→2着とファンの期待を裏切る格好となった。
ダービー馬は完全復活するのか? 陣営の“本音”に迫った。
― レース直後の武豊は「正直、負けるとは思っていなかったしよく分からない。
調教では良くなっていると感じたが、まだ本調子じゃなかったのか」と
言葉を選びながらも敗戦のショックは隠しきれない様子だった。
では叩き2走目の大阪杯の8キロ減という馬体重に誤算があったのか?
「大阪杯は絶対に勝てると思っていた」とキズナの体調の変化を最もよく知る
担当の田重田厩務員は騎手、調教師と同じ考えでレースに臨んでいた
―「京都記念の時の装鞍所での姿はさすがに太いなと感じたけど、
前走は数字に関係なく締まっていい体になったから大丈夫だと思った」
と太め残り説を否定する。
ただ、佐々木調教師は別の角度からこう分析する。
―「耳を絞って嫌がるそぶりを見せていた。重い芝で走れる適性はあっても、
気持ち良く走れない馬場は好きじゃなかったのかもしれない」。
武豊が続ける。
―「あの日は泥や芝の塊がバンバン飛んでくる特殊な馬場状態。
キズナの位置は最もその影響を受ける場所。
そういう経験が少なかった分、嫌がっていたんでしょう」。
大阪杯でキズナが気分良く走れていないのは確かなようだ。
レース中の骨折があった昨春の天皇賞は不本意な競馬だったが、距離に対しての不安はない。
今回は貪欲に1着を取りにいくという思いで団結しているチーム・キズナ。
歯車がかみ合えば日本ダービー以来のGI優勝もそれほど難しいことではないかもしれない。
その先には凱旋門賞でのリベンジという大きな夢が待っている。
【2ちゃんでのキズナ・シップの信頼度www[ 第151回天皇賞(春)(GI) ]】の続きを読む