藤田菜七子が落馬負傷してしまい、コパノキッキングの騎乗は誰が乗る?

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藤田菜七子騎手(22=根本)が15日、小倉5R(3歳未勝利、芝1800メートル)で落馬し、左鎖骨骨折の重傷を負った。
土曜の残り3鞍、日曜騎乗予定の8鞍はすべて乗り替わりとなった。

全治は不明だが、28日にサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われる騎手招待競走「STCインターナショナルジョッキーズチャレンジ」の出場は厳しくなった。

「2番落馬」のアナウンスが鳴り響くと、場内がどよめいた。
小倉5R、4番人気ランサムトラップ(牝3、根本)に騎乗した藤田騎手は向正面の残り800メートル付近で騎乗馬が前の馬に触れてつまずき、落馬した。
回転するようにコースに打ち付けられるとうずくまったまま。
救護車の担架で競馬場内の救護室へ運ばれた。検査の結果、左鎖骨骨折と診断され、北九州市内の病院へ搬送された。

同騎手の落馬競走中止は17年8月26日の新潟11R以来。同騎手と電話で話したという師匠の根本師は、「鎖骨骨折の診断以外の情報は聞いていない。
2、3日は小倉で入院して様子を見させてもらう予定。その後、病院の先生とも相談して東京の病院へ戻って手術をするか決めたい。
手術するなら親御さんの近い東京がいいと思う」と今後の見通しを明かした。

15日現在、今年はJRA7勝で関東リーディング6位。JRA通算100勝まで残り3つと迫っていた。金曜日には小倉競馬場で「変わらず次の1勝を目指したいです。
100勝は早い内に達成したいです」と意気込んでいただけに、本人にとっても無念の負傷となった。

全治は不明だが、武豊騎手、南関東競馬で騎乗中のミカエル・ミシェル騎手らと出場予定だったサウジアラビアの騎手招待競走(28日)、スペインの国際騎手招待レース(3月8日)の出場も厳しくなった。


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